
ツボといえば東洋医学。誰もがそう思うでしょう。
ところが!実は現在の耳ツボ発祥の地はフランスなのです。
フランスの医者、ポール・ノジェ博士が、ある地域の「耳を焼いて腰痛を治す」という民間療法から発見・研究し、耳と身体の各器官には密接な関係があることを発表したのが1956年。
フランスではこの療法を「オリキュロセラピー」と呼び、1990年にはWHO(世界保健機構)による耳介療法世界会議が開催されました。
もちろん中医学でも古くから耳に注目してきた記録があります。
4,000年前の中国の「黄帝内経」という書物に「耳を見ることで健康状態を知ることができる」と記述があるそうです。
耳は足の裏、手のひらと同じように、全身各部及び五臓六腑と密接な関係があり全身を反映するツボが存在し、ツボの経路はすべて耳を通っています。
ツボを刺激することにより体調や体質の改善、 ストレスや精神的な不調は、耳のツボを刺激することにより解消や緩和に有効と言われています。